Vtuberマーケティングとは?企業PRの最新トレンドを知ろう!

Vtuberってどうすればいいの?

企業は自社をPRするため、様々なマーケティング活動を行っています。2010年代はスマートフォンの普及と同時に、Twitter・Facebook・Instagramを始めとした、SNSマーケティングが主流になっていました。しかし、現在ではそのSNSマーケティングも当たり前になって、どの企業でも取り入れられているため、他者との差別化ができません。そこで近年、youtubeの台頭によって、「Vtuber」を活用した新たなマーケティング手法が登場しました。

このVtuberとは一体何なのか、Vtuberをマーケティングに活用する仕組みと合わせて、紹介していきたいと思います。

1.Vtuberとは?

Vtuberとは、「バーチャルユーチューバー」の略称です。その名の通り、youtube上で動画配信を行う、架空のキャラクターのことを指します。

VtuberはCGによって描かれたキャラクターなので、自律して活動はできません。いわゆる「中の人」と呼ばれる人がいて、Vtuberの声はその人の声をあてています。また、Vtuberの動作・表情も中の人が演じていて、モーションキャプチャーという高度な技術を利用することで、中の人の動きを反映させる仕組みとなっています。

このVtuber自体が認知され始めたのは2017年後半のことで、本当にここ数年でのできごとです。現在、Vtuberでチャンネル登録者数が一番多いのは「キズナアイ」というキャラクターで、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
その数は約250万人で、これは日本のTOP層のyoutuberと比べても、遜色ない数字です。そのくらいVtuberは世間に浸透しています。

2.youtuberとの違いとは?

Vtuberは前述した通り、あくまで架空のキャラクターです。対して、youtuberは実在する人間です。youtube上で配信を行っているのはどちらも人間ですが、映像として映し出すのを仮想のキャラクターにするか人間にするか、この点が大きな違いとなります。

3.Vtuber作成のメリット

Vtuberという単語の認知度は、youtuberという先駆者のおかげで高まっています。しかし、Vtuberがインフルエンサーとして、どれほど世間に影響を与えることができるのかは、まだまだ未知数です。そこまでして、企業がマーケティング手法の一つにVtuberを起用するのは、どういった理由があるのでしょうか。そこで、実際に企業がVtuberを作るメリット・デメリットについて述べていきます。

自社のイメージにあったキャラクターを作成することができる

自社でVtuberを作ってしまえば、その企業の色にあったキャラクターを作り出せます。仮に、別のyoutuberに自社のプロモーション活動を依頼しても、そのyoutuberのイメージが企業にあわない可能性もあるはずです。また、自社にマスコットキャラクターがいれば、それをVtuberとして起用することもできます。

有名な例だと、サンリオのハローキティ、ローソンのからあげクンは、一企業の公式マスコットでありながら、Vtuberデビューをしています。静的なマスコットをVtuber化することで、企業のマーケティングにも活用でき、そのマスコットに新たなキャラクターを付与する仕組みができるので、企業としても一石二鳥です。

スキャンダルのリスクが限りなく低い

Vtuberを起用すれば、スキャンダル面のリスクは低下します。例えば、恋愛系のコンテンツを発信している企業が、ある男性youtuberを自社のプロモーション活動のために起用するとします。仮にその男性youtuberが不倫騒動で世間を賑わせてしまったら、自社のイメージダウンに繋がりますので、とてもじゃないけど起用できません。youtuberのような通常の有名人を起用すると、こういった不安要素が残ります。

Vtuberを起用すれば、このような心配をする必要がないのが利点です。

4.Vtuber作成のデメリット

中の人を用意するのが大変

Vtuberの中の人は、会社のブランディングやそのVtuberのイメージにあうように役を演じなければなりません。言い換えれば、企業はそのようなイメージぴったりの人物を探し出さなければならないということです。
仮に動画配信をしても、視聴者が期待しているVtuberの姿と、企業のイメージするVtuberの姿にズレがあったら、視聴者はその動画コンテンツから離れてしまいます。これを考えるだけでも、中の人の選定が大変なことがわかります。

企画力が必要

動画配信を行っていく以上、どういったコンテンツの動画を作っていくのか、動画制作力はもちろん企画力が大事になってきます。Vtuberを作ったから終わりというわけではありません。
そのVtuberを起用してどのような動画を作れば視聴者に見てもらえるか、そしてどのようにマーケティングに活用するか、常に考えていかなければなりません。豊富なアイディアと企画力が必要となります。

5.Vtuberの今後の展望

近年のyoutuber人気に相まって、今後Vtuberは企業のマーケティング手段として、欠かせない存在となっていくでしょう。現在、国内のyoutube利用者数は6,200万人と言われています。日本の人口は約1.25億人ですので、国民の2人に1人はyoutubeを見ている計算となります。

これだけyoutubeの需要が高まれば、Vtuber人気はさらに上昇していくはずです。また、VtuberはVR・AR・AIなど、今後伸びていく技術とも非常に相性が良いです。例えば、AR(拡張現実)技術を活用すれば、架空のキャラクターを現実世界に登場させたり、AI(人工知能)技術を駆使して、AIを搭載したVtuberが誕生すれば、自立したCGキャラクターを作ることができる未来も考えられます。

このようにVtuberは、youtuberではできない最新技術とのシナジー効果を生み出す可能性を秘めています。

6.まとめ

最近、youtuberのテレビへの露出が増えていますが、Vtuberも同じような流れになると思われます。自社のVtuberが会社の看板を背負ってテレビ出演をし、自社の商品を宣伝するといったマーケティング手段も、近い将来当たり前になりそうです。前述したAR技術を利用すれば、Vtuber主催のイベント企画を開催するのも不可能な話ではありません。

このような動きが広まれば、今は仮想のキャラクターであるVtuberが数年後は現実に近い存在となり、今以上に企業のマーケティング活動に起用されていくことでしょう。