データフィード広告とは?市場規模やメリットまで分かりやすく紹介します!

データフィードって聞いたことあります?

皆さんは、仕事で広告を出稿する際どんな手法を取っていますか?自力でクリエイティブを作成し広告サービス上で配信する方もいらっしゃると思いますが、配信しないといけない広告数が多い際はかなりの労力が必要です。また一人一人に合ったクリエイティブ作成も、設定まで考えると面倒くさい作業になります。

そんな課題を解決できるのが、「データフィード広告」です。データフィード広告を使うと企業はクリエイティブ作成から解放され、効果的なマーケティングを行えるでしょう。

今回は分かりやすくデータフィード広告とは何か、そして市場規模やメリットなどを解説していきます。

1.データフィード広告とは?

データフィード広告とは、「データフィード」を活用した広告という意味になります。

データフィードとはある項目が書いてあるリストデータを、指定のフォーマットに自動変換する仕組みを指します。広告を配信したい企業はまずデータフィードを利用し、商品リストなどのデータを広告配信サービスに送信します。そして広告配信サービスでは送信されたデータとインターネットを使っているユーザーの情報をもとに、広告を指定のメディアに表示させて集客を図ります。

    ・ECサイト
    ・旅行プラン提供サービス
    ・賃貸サービス
    ・人材サービス

こういった取扱商品・サービス数が多く、入替頻度や価格変動などの激しいサービスでは、商品やサービスごとに個別にクリエイティブを制作しているとかなりの手間と時間が掛かります。

しかしデータフィード広告を使えば、広告配信のもととなるデータを提供するだけで広告サービスが自動で広告を配信してくれます。

2.データフィードの市場規模とは?

データフィード技術などを提供していた「株式会社ビカム(現在他企業と合併し、「株式会社メタップスワン」に社名変更)」、そして調査会社の「デジタルインファクト」は共同で2016年版として「データフィード広告市場規模調査」を発表しています。

それによると2014年度には約262億円だったデータフィード市場規模が、6年後の2020年度には約1507億円にまで拡大するとのデータが出ています。大まかに計算すると6年で約6倍にまで伸長しており、1年ごとに見ると200億円前後ほどずつ市場規模が拡張していくようになっています。

市場規模の広告形式内訳を比較すると

    2014年度

    ・ディスプレイ広告・・・約206億円
    ・検索型広告・・・約56億円

に対し、

    2020年度

    ・ディスプレイ広告・・・約1208億円
    ・検索型広告・・・約299億円

となっているように、特にディスプレイ広告の市場が大きくなっていく印象です。

検索連動型広告は検索キーワードに紐づくためターゲットユーザーが少々限定されますが、ディスプレイ広告はWebサイトを閲覧しているユーザー全体に広告を配信できるので幅広い戦略が取れることなどが理由として考えられます。

また市場規模を業種内訳で比較すると、

    2014年度

    ・Eコマース・・・約116億円
    ・人材・・・約65億円
    ・不動産・・・約45億円
    ・旅行・・・約26億円
    ・その他・・・約10億円

に対し、

    2020年度

    ・Eコマース・・・約653億円
    ・人材・・・約307億円
    ・不動産・・・約261億円
    ・旅行・・・約183億円
    ・その他・・・約103億円

と、先ほども説明した4サービスに関する業種でどんどんデータフィード広告が使われるようになっていくことが分かります。ちなみにその他のボリュームは他業種と比較して小さいですが伸びとしては6年で約10倍以上になっているので、今後は幅広い業種でデータフィード広告が使われるようになっていくかもしれません。

3.データフィード広告のメリットは?

データフィード広告を利用すると、次のようなメリットがあります。

広告配信に掛かる負担を軽減できる

広告配信では出稿したい広告が多くなればなるほど多くのクリエイティブを制作する必要があり、また運用に関しても膨大な手間が掛かります。マーケティングの担当リソースが少ない場合は、せっかく広告を配信したくても配信できなくてもどかしく思う場合もあるかもしれません。

データフィード広告では、データリストさえ作ってしまえば後は配信サービスに任せて自動でクリエイティブが作成されます。つまり広告はユーザーに合わせてその都度勝手に制作されて表示されるので、利用企業側ではわざわざ1商品、1サービスごとにちまちまと広告を制作し、設定を行う必要がありません。

これにより広告配信におけるクリエイティブ制作や運用などの手間が減少し、大幅に作業時間が短縮されます。ですからリソースが少なくても自動で複数の広告を表示できるようになりますし、空いた時間は広告の効果分析などに充てられるようになります。

ただしデータフィード自体がしっかりしていないと、データフィード広告は意味をなさなくなります。定期的に情報を更新したりとデータフィードの管理には手間が掛かるため、ツールでフィードを自動生成、更新自動化などを行ったほうがデータフィード広告の効果を最大化できます。

自動で効果的な広告配信が可能になる

自動で効果的な広告配信が可能になるのも、データフィード広告の強みです。

ユーザーの趣味・趣向などの属性は多様化しており、上手くセグメントして広告配信するのが年々難しくなっています。特にリタゲーティング広告を配信する場合は上手くセグメントして広告配信しないと、最悪の場合広告が嫌がられて自社商品やサービスに興味のあったユーザーの離脱にもつながりかねません。

データフィード広告では、各配信サービスが自動でリストとユーザーの情報をもとにクリエイティブを作成、表示してくれます。表示形式もスライド、静止画表示、縦長表示など、その場に合わせてサービスで変更してくれます。

広告効果を最大化させるためには複数の形式で広告を配信する設定を行う必要もありますが、データフィード広告サービスを使うとそういった手間も減少します。

さまざまなデータフィード広告サービスが用意されている

データフィード広告サービスは人気が高まっており、それに合わせてさまざまなサービスが各企業から提供されています。

    ・Yahoo!ディスプレイアドネットワーク・・・Yahooや連携サイトなどに広く広告を配信
    ・Googleショッピング広告・・・画像つきで検索結果に連動広告を表示させる
    ・クリテオ(Criteo)・・・AIやビッグデータを活用した高精度の動的広告を生成
    ・SmartNews Ads・・・「SmartNews」アプリ上にネイティブ広告を配信
    ・FreakOut・・・豊富なマーケティングノウハウを活かした広告サービス提供

各サービスにはそれぞれ違う強みがあり、自社に合ったサービスを導入することで広告効果が最大限上がるでしょう。広告サービス選定にはある程度時間をかけ、その先の利益を確実にしましょう。

4.まとめ

今回はデータフィード広告とは何か、そして市場規模やメリットなどを分かりやすく解説してきました。データフィード広告を活用すれば、ECサイトなど広告生成・設定などに膨大な手間の掛かる分野での広告配信を自動化し、興味のあるユーザーだけに効果的に広告表示できるようになります。データフィード広告配信サービスにはさまざまなところがあるので、導入する場合は比較しながら適切なサービスを見つけましょう。

ぜひデータフィード広告を活用して、効率よく高い広告効果を狙っていきましょう。