アドフラウドを理解して広告配信の正常化を図ろう!対策についても解説

アドフラウドを理解して広告配信の正常化を図ろう!対策についても解説

アドフラウド対策って知ってますか?

インターネットメディアで自社アプリの宣伝をしている広告主は、アドフラウドに注意しなければなりません。広告を正常に消費者へ届けることを妨害し、コストに見合った成果を得ることを妨げるアドフラウドは広告主の敵であり、対策が必要です。

この記事では、アドフラウドの概要と対策を解説します。広告を出している、もしくはこれから広告を出す予定がある場合は、以下の内容を把握してアドフラウドの対策を行ってください。

 

1.アプリをリリースするまでにやるべきこと

広告を出しているが、アドフラウドを知らない、もしくは名前は聞いたことがあるが内容はわからないという人もいるでしょう。アドフラウド対策は現代のインターネット広告において欠かせないものであり、基本的な部分は理解しておく必要があります。

広告内容や出稿媒体と同じくらい重要なので、まずはアドフラウドの基礎を把握しておきましょう。

アドフラウドとは?

アドフラウド(Ad Fraud)とは、広告の効果が出ているように見せかける不正なシステムのことです。実際には広告がユーザーに届いていないのに、「インストールされている」「クリックされている」という結果が出てしまうため、広告主は水増しされた配信結果のレポートを受け取ることになります。

その結果、広告主は広告から正当な利益を得ることができず、リターンがコストに見合わなくなってしまいます。

アドフラウドにはさまざまな種類があるため、画一的な対策では効果を得られないこともあります。何よりも大切なことは、広告主自身がアドフラウドについて危機感を持つことです。まずはアドフラウドについて正しい知識を持つことが、広告主に求められているのです。

アドフラウドの現状

現在日本国内ではアドフラウドが増えており、デジタル広告を介して行われるサーバー犯罪の対策が急務になっています。日本はアメリカ、インド、インドネシアに次いで世界で4番目にアドフラウドの被害に遭っており、2018年の被害総額は21万ドルに上りました。

これらの国はいずれも人口が多く、多くのユーザーがインターネット上の広告を見ています。そのためアドフラウドのターゲットになりやすく、被害が拡大しやすいと考えられます。またアドフラウドは単価指標を意味するCPI(Cost Per Install)が高い国で広まるケースが多く、日本はこれら2つの理由で狙われやすくなっているのです。

アドフラウドが広まったことは、デジタル広告市場が20年で120倍になったことが大きく関係しています。複数のベンダーを通してリアルタイムで行われるRTB取引が利用されるようになったことも、アドフラウドが広告に紛れ込む要因の一つです。

アドフラウドが広がりやすい環境が現在のインターネット広告にあることが、これだけの被害が拡大している理由と言えるでしょう。

アドフラウドが与える影響

アドフラウドが広告に作用することによって、広告主は以下のようなデメリットを被ることになります。

・効果のないアクションに対して広告予算が消化される
・広告効果を正確に測定できない

アドフラウドによって計上されたクリック数やインストール数は架空のものなので、実際には何の広告効果も生み出していません。しかし、システム上は広告に対してユーザーのアクションがあったと記録されるため支払いが発生し、広告主は実態のない結果に対してコストをかけることになってしまうのです。

アドフラウド対策をしなければ、広告効果を実感できないままコストだけがかかるという状況に陥る可能性が高いです。費用だけでなく時間も浪費するため被害は甚大であり、企業にとって大きな痛手となることは間違いありません。

また正確な広告効果のデータを得られなくなることも、アドフラウドがもたらすデメリットです。ユーザーの反応が良いのはどんな広告か、広告のどの部分を改善すべきか、といった情報を得られなければ、より良い広告出稿ができなくなってしまいます。これによって、広告出稿が計画通りにいかなくなることも考えられます。

2.アドフラウドにはどんなものがある?

アドフラウドにはいくつかの種類があり、それぞれが別の形で広告に作用します。大まかな種類とそれらが持つ脅威を理解することは、アドフラウド対策を考える第一歩となるでしょう。特に、主な脅威として知られる以下のアドフラウドについては、しっかり把握しておきたいものです。

・botなどによる不正クリック

botなどの自動プログラムによって広告が自動的にクリックされることも、アドフラウドの代表的なシステムとして知られています。実際の広告クリック数が不正botによって水増しされてしまうので、正確なクリック数が把握できないうえに、無駄に広告費を払うことになります。

クリック数で課金されるタイプの広告を出稿する場合は、botによる不正クリックを特に意識する必要があります。

・隠し広告

実際には広告を表示していないのに、「画面に表示された」と偽るアドフラウドを隠し広告と呼びます。ユーザーの目に触れることなく広告費だけがかかることになり、想定した費用対効果を得ることができなくなります。

・インストールハイジャック

インストールハイジャックとは、マルウェアに感染したデバイスが測定結果を偽造し、広告の成果を別サイトが横取りするアドフラウドです。

実際はサイトAの広告がユーザーを獲得したのに、インストールハイジャックによってその成果がサイトBのものになってしまうのです。広告がどのメディアで見られているのかを正確に知ることは、その後の戦略において重要な情報となるので、インストールハイジャック対策は非常に重要です。

3.アプリ広告の配信を正しく行うための対策

アプリの広告を正しく配信し、正確にユーザーに届けるためには、アドフラウドを考慮した対策が必要です。何よりも重要なのがアドフラウドを検知する専用ツールの導入で、広告を出稿する際は同時に準備すべきです。

ツールで検出したアドフラウドをブラックリストに載せて除外していくことが、自社の広告を守り、確実な成果を手に入れるためには必要です。一般的なデータからアドフラウドを検出するのは難しいため、専用ツールを導入・利用することをおすすめします。

アドフラウドを根絶するためには、広告業界や関連事業者の協力体制も重要です。企業が協力し合いながら自己防衛ができれば、アドフラウドの被害は減り、いずれはなくなっていくかもしれません。

安全に広告を配信するために、高い意識を持ってアドフラウド対策を行い、その事例や成果を業界全体に伝えていくことは、非常に意義深いです。

4.アドフラウドまとめ

今回はアプリの広告配信において注意すべきアドフラウドについて特徴や対策方法をご紹介しました。アプリの魅力を伝える広告を出稿する際は、アドフラウド対策が欠かせません。アドフラウドの概要と種類を把握し、その脅威について正しく理解しておきましょう。

アドフラウド対策を行うことは、広告のメリットを適切に得ることにもつながります。現在アプリの広告配信をしている、またはこれからアプリの広告配信を考えている場合は、自社アプリの成果をさらに向上できるように、この機会にアドフラウドに対する意識を高めていくようにしましょう。

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